足関節の内反捻挫
a.足関節外側靭帯損傷
足・足関節の底屈、内転、回外(内がえし)強制による足関節外側靭帯の損傷で内がえし捻挫のうち圧倒的多数を占める。足関節外側靭帯は前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯の3靭帯で構成される。通常の足関節の内がえし捻挫で損傷する靭帯は前距腓靭帯と踵腓靭帯で、後距腓靭帯は重度の捻挫で短繊維の一部に損傷を認めることはあっても完全断裂にいたることはまれである。(公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト③スポーツ外傷・障害の基礎知識/財団法人日本体育協会発行p130より引用)
というように足関節の外側には何種類か靭帯があるなかで負傷しやすい部位が下記に図示した3つの靭帯なんです。
前距腓靭帯・踵腓靭帯・後距腓靭帯
この3つのなかで一番傷めやすいのが前距腓靭帯です。
ひねっただけだからときちんと治療とリハビリをしないで放っておくと、足関節の不安定性などが残りプレーに支障をきたしてしまいます。炎症が収まったらいきなり復帰ではなく、【段階的負荷設定】といって徐々に患部に負荷をかけるリハビリを行う必要があります。歩行やジョギングが可能で日常生活への支障がなくなればオッケーというわけでもなく、
スポーツ選手の場合はここからが重要です。
次は競技復帰の為の【アスレティックリハビリテーション】を行います。ここが当院の特徴のひとつです。
足首の捻挫はクセになりやすいなんてよく聞くと思います。
それは、再発予防の為のリハビリをきちんと行っていないことが原因のひとつとして挙げられます。
つまり、きちんと復帰までの過程をこなしていけば再発を防ぐことができるということです。
当院では、この復帰後、再発予防のトレーニングまでをゴールと考えてサポートしています。
繰り返す捻挫や捻挫後の痛みがなかなかぬけないなどのお悩みがある方はぜひ一度当院にお越しください。
しっかりサポートさせていただきます。