綾瀬のオールスポーツ整骨院で踵の痛みなどの成長痛、骨端症を治しましょう。
綾瀬のオールスポーツ整骨院です。
今日は成長期に特徴的な痛み、いわゆる成長痛について書きますね。
成長期には骨の長さの活発な成長の結果、筋の相対的な短縮により柔軟性の低下が発生する。
柔軟性の低下は身体の動きを堅くするのみでなく、骨端症のリスクをも高めることになる。
身長増加がもっとも大きい年齢(PHV age)は13歳であり、その時期以降にもっとも堅い時期がある。また、筋量や骨量の増加が最も大きい時期はPHV ageより1年あまり遅い。そのため、中学生時期では骨密度はまだ高くなく、成長の遅い子どもでは高校生になっても十分な骨密度に達していないことが予想される。
公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト③スポーツ外傷・障害の基礎知識/財団法人日本体育協会発行p204より引用
つまり、成長期=骨の成長⇔筋肉の短縮がおこっているということです。
骨の成長スピードに筋肉の柔軟性がついていけていないというとイメージしやすいかと思います。
成長期の骨格には骨端線が存在し、活発な骨形成が行われることで骨の長さの成長が起こっている。
骨端線は成長軟骨組織であるため、力学的負荷が加わった時にウィークポイントとなり、特有の損傷となる。
急性外傷でなく、繰り返す負荷により慢性障害として骨端線に生じた損傷を骨端症と呼ぶ。公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト③スポーツ外傷・障害の基礎知識/財団法人日本体育協会発行p204より引用
《おもな骨端症》
・上腕骨近位骨端線離開
・野球肘
・オスグッド病(膝)
・シーバー病(踵)
これまでのブログでも何度か紹介した野球肘や、膝のオスグッド病、踵の痛みシーバー病は有名ですね。
これらの痛みを抱える選手や子供達はかなりいます。
今日は踵の痛みをピックアップします。
シーバー病
小学校中学年頃に多く発生し、中学生になる頃には大部分軽快する。ランニングの着地やけり出しの際に踵骨の骨端核はアキレス腱付着部を介した下腿三頭筋の筋力で牽引を受けるが、足底腱膜の牽引も加わって圧迫負荷も加わると考えられる。
公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト③スポーツ外傷・障害の基礎知識/財団法人日本体育協会発行p206より引用
簡単にいうと、
踵にふくらはぎや足の裏の筋肉によって引っ張られるストレス、圧迫のストレスが加わって痛みが発生するという感じです。
当院ではまず、踵の痛み自体に対する超音波治療を行います。
それに加え、
ふくらはぎのストレッチや足の裏のセルフケア、
足の指を動かすトレーニングなどを指導しています。
根本的に改善するためには、【柔軟性】【足の指の機能の改善】がとても重要です。
踵の痛みに限らず、身長が伸びる成長期にはストレッチの習慣化ができると大きなケガの予防にも繋がりますので
ぜひやってみてくださいね(*^_^*)
足の指に関しては遊び感覚で取り組めるメニューが多いため小さい子でも行いやすいです。これはまたの次回のブログで紹介しますね。
セルフケアの出来る選手、自己管理能力の高い選手になってもらえるように
トレーニングやストレッチ、セルフケアの重要性を伝えていきたいと思います(^^)/